ブレーカーが落ちてしまう原因

みなさん、こんにちは!今日はちょっとした電気のトラブルについての豆知識をお話しす。

目次

ブレーカーが落ちてしまう原因とは?

家庭でよくある「ブレーカーが落ちる」という現象。その主な原因は、漏電と過電流です。

それぞれどのようなものなのか、どう対処すべきなのか見ていきましょう!

ブレーカーが落ちてしまう原因1 過電流

過電流とは、電気回路に流れる電流が許容範囲を超えることを指します。家電をたくさん使った際にブレーカーが落ちてしまうのはこれが原因です。

一つのコンセントに複数の家電製品をつないで使っていると、その回路に流れる電流が多くなり、過電流が発生しやすくなります。
ブレーカーは、電気回路内の過電流を検出して保護するための装置です。電気回路に設定された電流容量を超える電流が流れた際ブレーカーは自動的に切れます。

家電の使用中に、ブレーカーが落ちてしまうのは家電の故障のにもつながります。

ブレーカーが落ちてしまう原因2 漏電

漏電とは、電気が本来の経路から外れて流れることをいいます。

例えば・・

  • 電気機器が老朽化して、被覆が剥がれたり亀裂が入ったりしてしまったり
  • 絵画などを釘などを使って壁に固定する際などに、誤ってその釘が配線に触れてしまったり
  • 事故や災害で電気機器が破損したり
  • ネズミやペットが電気配線をかじったりした場合も同じことが起こります。

さまざまな原因で漏電が発生します。
このような状況は、触ってしまうと感電する危険性もあるため、早急な対処が必要です。

漏電が起きた時にブレーカでとられる対処は
漏電ブレーカーが作動し、漏電により本来の経路から外れた電気の流れを止め安全を確保します。

対処するにはどうすればいい?

過電流の場合

まず使用する家電製品の電力をチェックし、適切な範囲内で使用することが大切です。

また、一つのコンセントに複数の家電製品をつなぐ場合は電源タップ耐用量に注意して選び、過剰な負荷がかからないようにしましょう。そして、何度もブレーカーが落ちるようであれば、専門知識のある電気工事士に相談するのがおすすめです。

漏電の場合

被害を最小限に抑えるためにも、すぐに漏電ブレーカーを切り、原因を特定します。
そして、専門家である電気工事士に依頼して対処してもらいましょう。自分で修理しようとすると、感電の危険性があるためおすすめしません。

いかがでしょうか。ブレーカーが落ちる原因は漏電と過電流が主なもので、とくに漏電の場合は感電の危険性があるため、素人判断しないで専門家に任せるのが最善です。電気を安全かつ快適に利用できるように、適切な対処をしましょう!

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